まるた

 

これ、小林家にずっとずっとあった三味線。

 

ずっとあったんだけど、小林家の誰も興味を示さなかったので、展示はしてたのに見向きもされなかた。

 

 

 

組み立てると、こうなるらしいが音楽の成績は3以上取ったことのないまるたには、だからどうした('_')?

以上の反応は望めない・・。

 

しかし、先日三味線に詳しいお客様をご案内して豆知識を伝授され一気に興味がわいた。

 

まず普通の三味線は3つに分解できるんだそうだが、小林家のは二つ。

これは、珍しいのだそうだ。

 

お客様がお帰りになった後、もう一度よ~~~~く見てみた。

 

もう、破れていて音を奏でることはできないが、中を見ると・・・。

 

こんなシールが貼られていた。

どうやら東京神田の「菊屋」さんっていう三味線専門店の札幌ススキノ交差点にある支店で販売されたものなのかな?

 

10.1.27日「小林様」とある。

10年って、昭和?大正?どっちでもいいけど15年くらいの差である。

大正なら100年近く経っている計算だ。

 

間違いなく小林家の誰かが奏でたのだろう。

そう考えると、なんだかワクワクする。

誰に聞かせたのかな?どの部屋で弾いたのかな?どんな着物を着ていたのかな?

この三味線で「島唄」なんかを弾いてみたい気持ちになっている(かなり)、まるたである。

 

 

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