まるた

1月21日（月）空知地方大荒れの日（特に栗山・長沼）

前夜から強風が、まるたの自宅を揺らしていた。

朝、起きても収まる気配はなかったが「こりゃ凄いな・・・。ハハハ・・。」まだ暢気だった。

作務衣を着て出勤準備をしてはみたが、あまりの視界の悪さに様子を見ることにした。

N号に電話しよ・・。「様子見ていくから・・・。」

N号「まるた姉さん、来ちゃダメです。来る前に死にます。絶対来ないでください。いいですか、わかりますか？」

3重に、しかも思いっきり出勤を拒まれ念まで押された。

そのうち北の錦記念館が臨時休業になった。

それを聞いて、1秒で小林家の臨時休業も決定した。

つくづく思う。

私たちは、雪と戦っている。

命を懸けて戦っている。

それは、その地域に住む者にしかわからない感覚である。

だからこそ、春がこんなにも待ち遠しい・・・。