小林酒造のレンガ蔵の前で、何をお祝いしているのかというと
本日の「北海道新聞朝刊」にドドンと掲載されていた「炭鉄港」の記事によると
「空知の炭鉱・室蘭の鉄鋼・小樽の湾口」を結ぶ鉄道の歴史がある。その産業遺産を一つのストーリーにして歴史そのものを「日本遺産」にしようという取り組みが令和元年のこの年に認定されたってことらしい。
北海道新聞新聞には「小林酒造」とか「日本酒」とかそんな文字は一行も書かれていないが、この日本遺産に認定された12市町村のうちの栗山町は紛れもなく「小林酒造」である。
その昔、小林酒造は鉄路で運ばれた夕張炭鉱の石炭でボイラーを動かし、その蒸気で酒米を蒸したり酒瓶を洗ったりして酒造業を営んできた。
そうやってできたお酒は、やっぱり鉄路で運ばれ炭鉱の鉱夫さんたちに愛された。
「小林家」では、毎日そんなお話を語りながらご案内をしている。
それにしても炭コウ・鉄コウ・湾コウ 「コウ」で韻を踏んでいるあたりが素晴らしい・・・と、前職の血が騒ぐ、まるたである。
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