小林家中庭の紫陽花。
そろそろ、盛りを過ぎる頃だが青い花の中に数輪ピンクの紫陽花が目を引く。
毎年、なぜか同じ場所にピンクの花をつける。
調べてみると花の色は、土がアルカリ性だとピンクで酸性だと青いのだそうだ。
「ふ~~~~んそうなんだ。」と、たいして気にもしていなかったが、ある日ラジオを聞いていると
一人暮らしをしていたお母さんのところに、久しぶりに息子さんが帰省して、庭の満開の紫陽花を眺めていた。
息子さん「かあさん、なんであそこだけピンクの花なの?」
お母さん「さあね・・・。」
お母さんは、しらばっくれたがその訳を知っていた。
数年前、かわいがっていた愛猫が死んでしまった。そばに置いてお弔いをしてやろうと思って、紫陽花の下に埋めた。
その翌年から、その場所だけピンクの花が咲くようになったのだという。
その話を聞いてから、まるたの心はなんだか落ち着かない。
「もしかしたら、何か埋まってる?いつ?誰が?そして・・・・何が????」
怖くて、誰にもラジオの話はしていない・・・。
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