明治 蔵元の生家 小林家
コロナコロナで世界中が不安なこのご時世。
どこの飲食店でも殺菌・消毒はとても重要である。
もちろん小林家も例外ではなく、とても気を遣いながら営業している。
本来は、昭和や大正時代の写真のアルバムを喫茶のメニューとして使っていた。
しかし、紙なので除菌・殺菌ができないのでメニューをラミネートして、毎回殺菌消毒をしている。
なんか、小林家らしくないけれど仕方がない。
小林家ならではの事情で、ご先祖様に申し訳ないと思いながらやっていることがある。
このテーブルは、一枚板のケヤキでご先祖様が大切にしていた。
そこに消毒液をシュッと吹きかけて消毒。
ごめんね、ご先祖様・・・。
「甘酒しるこ」の器は、明治時代から使っている輪島塗り。
これまでは洗剤を使わずに、優しく水洗いをして乾いたふきんでよく拭いて乾かしながら喫茶に使っていた。
しかし、そんなことも言っていられなくなり、やむなく洗剤を使って洗って除菌。
なんか、心が痛いコロナである・・・。
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