まるた

 

鍋が燃えている。

ちょっと怖い・・。

 

ドキドキしながら見守ること、およそ10分。

 

火柱が小さくなったところで、弱火にして更にクツクツ煮込む。

 

 

これ、昨年作った梅酒のアルコールを抜いているのだ。

 

台所は、あま~~~い梅酒の香り。

 

酒呑みの まるたはアルコールを飛ばしてしまうのがもったいない。

 

完全に飛ばして、さらに煮込んでいくと えも言われぬ梅シロップの出来上がり。

 

一緒に煮込んだ梅の実は、「蔵梅甘酒ふろーと」という小林家にしかない喫茶メニューで使われる。

 

喫茶でお出しするには、こんな危険な過程を経るのである。

 

 

 

 

 

消化器は、いつでも出動できる・・・。

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