三連休初日。
朝からずいぶん冷えて、外はダイヤモンドダストが美しくて、思わず立ち止まった。
午前中に、500㎜㍑の甘酒ボトルが12本売れてしまったので慌てて、昔ながらのこの鍋で甘酒を作っていると、小学校前の女の子がご家族連れでいらっしゃった。
女の子は、慣れない甘酒の香りに思わず鼻をつまんで、苦しそうにしていた。
わかる~~~~
この気持ちは、100パーセント理解出来る。
何を隠そう、まるたは大人になるまで「甘酒の何が美味しいのかが不明」だったのだ。
不明というか、嫌いだった・・・。
まるたが幼い頃、母は町内会の新年会には必ずこの鍋いっぱ~~~いの甘酒を差し入れていた。
母は「飲む?」と言うが、飲んだ記憶がない。多分鼻をつまんでいた・・・。
それがいつしか、立派な酒のみになり甘酒を作って売る店まで開いちゃった***
少女よ、あなたもオトナになったら北の錦と甘酒おいしいね・・・・って飲めるようになるよ。
たぶん・・・。